研究課題/領域番号 |
15K05526
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
兼清 泰正 北見工業大学, 工学部, 准教授 (40435748)
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研究分担者 |
青木 寛 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00392580)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ボロン酸 / センサ / 過酸化水素 / 次亜塩素酸 / 薄膜 / コンドロイチン硫酸 / アルブミン / グルコース / 糖 / 色素 |
研究成果の概要 |
研究代表者が以前開発した糖センサーの高性能化に向けて、糖認識部位となるボロン酸基の分子構造を変化させた結果、ヒドロキシメチル基の導入により、グルコースに対する応答感度を向上させることができた。 糖以外のターゲットとして過酸化水素を取り上げ、新たなメカニズムによる色調変化型センサーの開発に取り組んだ。ボロン酸基とアミノ基を様々な比率で含有する薄膜を作製し、過酸化水素水溶液に浸漬した後に着色する手法を用いた結果、過酸化水素濃度に応じて多彩な変色パターンを実現できた。 さらに次亜塩素酸に対するセンサーの開発も行い、薄膜に含まれる官能基の種類や含有量に応じて、多様な色調変化が生じることを明らかにした。
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