研究課題
基盤研究(C)
マイクロチップ電気泳動において,極めて簡便な表面修飾法と電気浸透流制御に基づくオンライン試料濃縮法を組み合わせることで,生体試料を高効率に濃縮してから電気泳動分離を行うマイクロ分析法を開発した。真空乾燥法によるポリマー修飾を利用し,マイクロチャネル全体に注入した試料溶液を濃縮したうえで,試料リザーバーから目的成分を供給しながら濃縮を行う2段階オンライン試料濃縮法をクロス型チャネルチップ上で行う技術を確立した。従来法に比して最大で38,000倍の高感度化に成功し,生体試料もアミノ酸,ペプチド,アミンなどを120~4800倍に濃縮し,混合試料の分離にも成功した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 3件)
Methods in Molecular Biology
巻: 印刷中
Electrophoresis
巻: 38 号: 16 ページ: 2075-2080
10.1002/elps.201700155
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Analytical Sciences
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130005108598