研究課題/領域番号 |
15K05532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
松岡 史郎 新潟大学, 自然科学系, 教授 (10219404)
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研究分担者 |
宮崎 義信 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50253365)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | マンガン / 河川水 / 酸化状態 / 酸化状態別分析 / 固相分光法 |
研究成果の概要 |
溶存酸素濃度が高い河川水中では、Mnは溶解度の低いMn(III)もしくはMn(IV)として主に存在し、その濃度は数 μg dm-3以下となることが平衡論から予測される。ところが溶存全Mn濃度がこの値を大きく超える河川の存在が多数報告されている。自然由来の何らかのメカニズムがその要因であると考えられるが、Mnの化学状態別分析の困難さゆえそれ以上の定量的議論は行われていない。 そこで本研究では、正確さに優れた Mn(II)の化学状態別分析法を新たに開発し、同法を高濃度の全Mnが検出されている河川に適用したところ、全Mn濃度が高い河川ではMn(II)化学種がそのほとんどを占めることが示唆された。
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