研究課題/領域番号 |
15K05534
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
菅野 憲 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 助教 (60466795)
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研究協力者 |
遠田 浩司 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | バイオセンサー / ウェアラブルセンサー / 構造発色性ゲル / 逆オパール構造高分子ゲル / 構造色変化 |
研究成果の概要 |
生体内のエストロゲン濃度を検出するための構造発色性高分子ゲルの開発を行った。この高分子ゲルは,エストロゲン存在下で2量化することが知られているERを含むため,エストロゲン存在下でゲルが収縮し,結果,構造色変化を指標としてエストロゲンの定量が可能である。作製した機能的高分子ゲルをエストロゲンの1つであるE2で刺激したところ,反射光強度の極大波長の短波長側シフトが観察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,実施例としてエストロゲンの定量を行ったが,エストロゲン受容体をその他の生体分子受容体に変更することで,標的分子を生体分子一般に拡張可能である。また,本研究で開発するセンサーの生体適合化が実現できれば,ホルモンバランスが崩れたことに起因する子宮内膜からの不正出血や不妊の治療現場や日常的な家庭での検査の上で強力なツールになることが期待される。
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