研究課題
基盤研究(C)
本研究では、高出力紫外光ランプを備え水素分子から水素原子の解離生成を可能とする装置を開発した。性能確認のための特性反応系を確立するために、生成した水素原子をフッ素樹脂表面に作用させ、気相フッ酸(HF)の生成を大気圧イオン化質量分析計を用いて確認した。すなわち大気イオンとのHF付加反応体の検出に成功した。ケブラー繊維に水素ラジカルを作用させ、その分解生成物の検出を試みたが、分解物はほとんど観測されなかった。これは、ケブラー繊維は分子内水素結合によって水素ラジカル付加部位であるカルボニル酸素がプロテクトされているため、水素ラジカルに耐性があると判断された。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (3件) 産業財産権 (1件)
Mass Spectrometry
巻: 6 号: 1 ページ: A0063-A0063
10.5702/massspectrometry.A0063
130006091407
Int. J. Mass Spectrom.
巻: 422 ページ: 56-61
10.1016/j.ijms.2017.08.006
巻: 5 号: 2 ページ: S0067-S0067
10.5702/massspectrometry.S0067
130005476003
巻: 5 号: 1 ページ: A0044-A0044
10.5702/massspectrometry.A0044
130005138385
International Journal of Mass Spectrometry
巻: 383/384 ページ: 38-43
http://masspecs.sci.yokohama-cu.ac.jp/
https://researchmap.jp/read0074226/