研究課題/領域番号 |
15K05557
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
杉森 大助 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (40272695)
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連携研究者 |
村山 和隆 東北大学, 大学院医工学研究科, 准教授 (40400452)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Phospholipase D / ホスホリパーゼD(PLD) / Lysoplasmalogen-PLD / Choline lysoplasmalogen / Lyso-PAF(リゾ型血小板因子) / 基質認識メカニズム / 基質特異性改変 / 構造活性(機能)相関 / リゾプラズマローゲン / ホスホリパーゼD / 部位特異的変異導入 / 速度論解析 / 立体構造予測 / 部位特異的変異解析 / プラズマローゲン |
研究成果の概要 |
研究対象酵素のモデル構造と基質類似化合物のドッキングシミュレーション解析から基質認識に関与すると考えられるアミノ酸に飽和変異を導入し、基質特異性が変化した変異型酵素について速度論解析を行った。その結果、W282は反応生成物の遊離過程への関与が大きいこと、F211は基質分子中のsn-1位アルケニル/アルキルエーテル鎖の認識に関与し、基質結合段階より反応生成物遊離過程への関与が大きいことを示唆する結果を得た。さらに興味深いことにF211L変異体は本来の基質であるコリン型リゾプラズマローゲンに対する活性が大幅に低下し、Lyso-PAFに対する活性が著しく増加、その活性は約1.5倍以上増強された。
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