研究課題/領域番号 |
15K05616
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
秋山 陽久 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 主任研究員 (80356352)
|
連携研究者 |
木原 秀元 国研産業技術総合研究所, 機能化学研究部門, 研究グループ長 (60282597)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | アントラセン / 光二量化 / 可逆硬化 / 液体化合物 / 接着 / 塗膜 / リワーク / 再液化 / 透明 / 可逆接着 / 熱解離 / 相転移 / 熱乖離 |
研究成果の概要 |
本研究では、室温での安定状態が液体である場合と固体である場合を可逆的に制御できる無色の化合物群を合成し、その特性を明らかにすることを目的としている。そのため、分子の基本構造として光二量化反応を示すアントラセンユニットを一分子中に複数もつ液状化合物を合成した。光二量化により硬化し、熱乖離によって元の液体に戻ることができる。6置換体では、アントランセンの置換部位によって、液体と固体の化合物が合成された。液体の6量体は粘度が大きく扱いにくいが、3量体では合成収率がよく、粘度の低いものを得ることができた。そのため、添加剤なしでガラスへの繰り返しの接着や不透明な金属等への解体性塗膜とすることができた。
|