研究課題/領域番号 |
15K05621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
松本 英俊 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (40345393)
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研究協力者 |
相羽 誉礼
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 高分子膜 / ナノファイバー / コンポジット / 界面効果 / 輸送チャネル / カーボンナノファイバー / 水処理 / 高分子機能材料 / カーボンナノチューブ |
研究成果の概要 |
ナノファイバーをコンポジットした高分子膜において、ナノファイバーの表面特性およびコンポジット膜内での分散状態と透水性との関係を調べた。表面が親水性のナノファイバーを用いた場合、マトリクス高分子中でナノファイバーが良好に分散されている状態では、界面輸送チャネルの形成により膜の塩排除率を維持した状態で透水性のみを向上させることが可能であることを明らかにした。一方で表面が疎水性のナノファイバー界面では、水分子の運動性が制限される可能性が示唆された。これらの結果は親水性ナノファイバーとマトリクス高分子の界面が水輸送チャネルとして利用できることを示している。
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