研究課題/領域番号 |
15K05629
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
佐藤 春実 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (10288558)
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研究協力者 |
尾崎 幸洋 関西学院大学, 理工学研究科, 教授 (00147290)
山本 茂樹 大阪大学, 理学研究科, 助教 (60552784)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 水素結合 / 生分解性ポリマー / 分子量依存性 / ラメラ構造 / ポリヒドロキシブタン酸 / 生分解性高分子 / テラヘルツ分光法 / 赤外分光法 / 広角X線回折 / 小角X線散乱 / 折りたたみ構造 / 高分子構造・物性 / 分子量 |
研究成果の概要 |
微生物由来の生分解性高分子であるポリヒドロキシブタン酸(PHB)は、結晶構造中に弱い水素結合が存在し、それが結晶構造の安定化に寄与していることが分かっている。本研究では、分子量の小さいPHBを用いて結晶構造を形成していく様子を、赤外、ラマン、THzおよび時間分解小角広角X線散乱同時測定により調べた。その結果、分子鎖が短く折りたたみ構造を形成しない場合は、水素結合が分子鎖を配向させる駆動力となり結晶構造を形成しており、PHBの分子量が2000-3000より大きいと水素結合が結晶構造を安定化させる働きをすることが分かった。
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