研究課題/領域番号 |
15K05638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 大阪成蹊短期大学 |
研究代表者 |
澤田 和也 大阪成蹊短期大学, 生活デザイン学科, 教授 (50393210)
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研究分担者 |
吉村 由利香 地方独立行政法人大阪市立工業研究所, 生物・生活材料研究部, 研究室長 (00416314)
藤里 俊哉 大阪工業大学, 工学部, 教授 (60270732)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ナノファイバー / ケラチン / バイオマテリアル / 再生繊維 / 動物繊維 |
研究成果の概要 |
本研究は、動物毛(羊毛および人毛)から構成成分であるケラチンたんぱく質を抽出し、それらをバイオマテリアルとして応用することを目的として実施した。ケラチンは、酸化的手段または還元的手段により抽出し、得られたケラチンはフィルム、ナノファイバー、およびそれらの複合体に加工した。ケラチンは抽出方法に関係なく、分子量低下を引き起こさずに抽出することが可能であった。また、抽出したケラチンより作成したフィルムおよびナノファイバーは細胞との親和性も高いことが判明した。さらに、作成したフィルムやナノファイバーは力学強度として既存材料と同等以上の特性を持ち合わせていた。
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