研究課題/領域番号 |
15K05642
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
勝又 英之 三重大学, 工学研究科, 准教授 (10335143)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | リン酸銀薄膜 / ナノ構造制御 / 光アノード / 水分解 / 可視光応答 / 光触媒 / 水素生成 / リン酸銀 / 可視光 / 臭化銀 / 薄膜 |
研究成果の概要 |
本研究では、Ag板表面上を過酸化水素によって直接酸化させることで薄膜状のAg3PO4を容易に合成することができた。合成過程でPVPを添加することでAg3PO4粒子が立方体構造を示した。またAg3PO4薄膜を光電極として用いた光電気化学的実験を行い、120分の光照射下で1.1 V vs. Ag/AgClでは45.7 μmolの水素が生成された。以上の結果より、本研究で開発したAg3PO4薄膜は高い光触媒活性を有し、光電極として利用できる可能性を見出した。今後さらに研究が進展すれば、太陽光水素製造のための高効率半導体光電極としての実用的な応用が期待できる。
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