研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ナノ細孔性炭素材料により陰イオンを水中から選択的に分離できるメカニズムを解明すると共に、陰イオンの吸着に必要な炭素材料の条件について検討した。その結果、ナノ細孔性炭素材料の表面(負の表面電位を有する)にプロトンの吸着相が形成されることで、陰イオンが特異的に吸着できることがわかった。また、ナノ細孔性炭素材料の細孔サイズが水和陰イオンサイズと同程度で且つ細孔の幾何構造がシリンダー形状の場合、陰イオンを強く吸着できることも明らかとなった。
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