研究課題/領域番号 |
15K05662
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
飯野 裕明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (50432000)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 液晶性有機半導体 / モノアルキル鎖 / 有機トランジスタ / 移動度 / スメクチックE相 / モノアルキル鎖構造 / バイレイヤー構造 / アニール |
研究成果の概要 |
モノアルキル鎖の棒状液晶分子は電荷輸送部位となる芳香環構造の片側のみにアルキル鎖が置換した構造のため、結晶では芳香環構造が向かい合ったバイレイヤー結晶構造を取り、レイヤー間の電荷輸送パスが増加することで高移動度の有機トランジスタが実現できた。このバイレイヤー結晶構造は、液晶相経由で作製したモノレイヤー結晶構造の薄膜に熱アニールや溶媒蒸気アニールを行うことで形成でき、さらにアルキル鎖長や芳香環構造を変えても同様な構造および高移動度が実現した。このようにモノアルキル鎖の液晶性有機半導体は溶液プロセス性を有しながら高移動度化が実現でき有機トランジスタ材料として有望であると結論づけられる。
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