研究課題/領域番号 |
15K05674
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
新谷 一人 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (00162793)
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研究協力者 |
岩田 拓也
佐々木 遼
毛利 慧一郎
葛 博陽
上甲 優介
山崎 彰太
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ナノカーボン材料 / カーボンナノチューブ / 多環芳香族炭化水素 / ダイマー / グラフェン / ナノカーボン複合フィルム / リーバーグラフェン / ファンデルワールスヘテロ2層 / 積層構造 / 自己組織化 / 六方晶窒化ホウ素 / 熱伝導度 / フォノン / ナノカーボン複合構造体 / グラフェンナノリボン / 熱整流 / ピラードグラフェン / インデンテーション / コロネン内包CNT / スマネン内包CNT / グラフェン-CNT複合フィルム / リバーグラフェン |
研究成果の概要 |
ナノカーボン複合構造の諸特性を分子動力学シミュレーションによって調べた.多環芳香族炭化水素(PAH)はカーボンナノチューブ(CNT)に自発的に内包され,内部で形成されるダイマーが充填されたのちに積層構造が形成されること,グラフェン-CNT複合フィルムのインデンテーションを行い,荷重増加とともに1層フィルムでは軟化が,2層フィルムでは硬化が起こること,双晶グラフェンの粒界上にCNTを配置して引張シミュレーションを行い,CNTによる補強が有効であること,層間結合を有するグラフェン/hBNヘテロ2層の熱伝導度を計算し,層間結合により熱伝導度は急減し,また,その最小値が存在することを示した.
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