研究課題/領域番号 |
15K05685
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
石原 正行 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60283339)
|
研究分担者 |
大多尾 義弘 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10275274)
亀尾 佳貴 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 助教 (60611431)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | D∞対称性 / 電気弾性理論 / 生分解性ポリマー / ポリ乳酸 |
研究成果の概要 |
特異な異方性(D∞対称性)を持つ圧電材料に対して,異方性を考慮した電気弾性基礎理論を構築した.具体的には,D∞対称性を考慮した構成方程式を提案し,ポテンシャル関数法を用いた電気弾性場の解析手法を開発するとともに,知的構造物設計のための基礎データとして,種々の形状・負荷条件に対する具体的な3次元電気弾性場を明らかにした.特に,同材料をセンサ・アクチュエータとして使用する際の機能性発現・安全性確保のための有用な知見を得た.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は屈曲・ねじれ動作を兼ね備える知的構造物の合理的な設計手法の確立を最終的に目指したものである.得られた理論解析手法は,実験解析や設計支援ツールによる設計の妥当性を担保するための主要な手段であるという学術的意義を有する.本研究の成果は,高機能医療器具設計への展開とともに,社会基盤に対する健全性検査機器や精密加工機器,ヒューマン・マシンインターフェイス機器への展開も可能であることから波及効果が甚だ大きいという社会的意義を有する.
|