研究課題
基盤研究(C)
一般構造用圧延鋼材SS400及び、ステンレス鋼SUS316を対象に、原子拡散誘起による疲労き裂治癒技術を確立することを目的に研究を行った。真空環境若しくは酸化還元環境下で熱処理条件を制御することにより、き裂面の酸化被膜を除去すると同時にき裂面間で固相拡散が生じ、疲労き裂の治癒を実現した。また、き裂治癒における駆動力として、疲労き裂導入時に生じる塑性誘起き裂閉口が関係していることが示唆された。
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