研究課題
基盤研究(C)
塩化カルシウム溶液内に押出した軟骨細胞混合アルギン酸ナトリウム(SA)をドラムで巻取ることでシート状のファイバースキャホールドを作製する紡糸技術を開発した.軟骨細胞がファイバー内で一様に分布し,巻取り速度とトラバース速度を変えることでファイバーピッチと細胞ピッチが制御できることを確認した.スキャホールド内において,低細胞密度ではコラーゲンは局在したが,高細胞密度では一部のコラーゲンがファイバー状に分布する様子が確認された.EDTA処理によりスキャホールドからSAを除去した場合,細胞ピッチ33.7±15.1 μmのスキャホールドにおいて産生された細胞外基質によりファイバー構造が維持された.
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