研究課題/領域番号 |
15K05755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
柳澤 秀吉 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20396782)
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研究協力者 |
上田 一貴 東京大学, 大学院工学系研究科, 講師
村上 存 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 感性設計 / 期待 / 知覚 / クロスモーダル / 数理モデル / 符号化原理 / 大きさ重さ錯覚 / 不確実性 / 期待効果 / 素材認識 / 感性 / 設計工学 / 材料 / 質感 / 錯覚 / 材質感 |
研究成果の概要 |
期待は,知覚経験を変える.期待によるバイアスを期待効果とよぶ.期待効果には,同化と対比の二つのパターンがある.対比は期待不一致を過大評価し,同化は期待不一致を過小評価する知覚上のバイアスである.本研究では,脳神経の符号化原理を用いて,期待効果の同化と対比の条件を説明する数理モデルを開発した.このモデルを用いた計算機シミュレーションから,1)予測誤差の増加に伴い同化から対比に遷移する,2)不確実性の減少により同化と対比のいずれにおいてもバイアス量が大きくなる,3)外乱の増加により同化が生じやすくなる,を明らかにした.大きさ重さ錯覚を用いた実験から数理モデルの妥当性を確認した.
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