研究課題/領域番号 |
15K05761
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2016-2018) 大阪大学 (2015) |
研究代表者 |
道川 隆士 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 研究員 (60435683)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中立軸 / モルフォロジー / 測地線距離 / 形状モデリング / 中立軸変換 / 中立面抽出 / 中立面 / CT画像 |
研究成果の概要 |
本研究では、画像処理におけるモルフォロジー演算を拡張し、測地線距離に基づくモルフォロジー演算手法を提案した。大域的な構造に影響を与えないごく局所領域に対してモルフォロジーを適用することで、大域的な構造を保持したまま、微細な構造を簡略化する。また、3次元拡張で問題となる計算量を削減するために、クラスタリングに基づく近似計算手法を開発した。また、得られた形状に対して中立軸変換手法を適用することで、形状の大まかな骨格構造である意味的中立軸の抽出を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した測地線距離に基づくモルフォロジー操作及びそれに基づく中立軸変換技術は,微細な位相構造を取り除き、形状そのものが持つ 概形特徴に基づき中立軸を計算する.その結果現実世界に存在する物体をコンピュータ内により簡単な構造で取り込むことが可能となる。これにより、コンピュータ内での3次元計測データ処理が容易になるため、諸問題の解決に貢献する。
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