研究課題/領域番号 |
15K05765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 帝京大学 (2017) 九州大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
中嶋 和弘 帝京大学, 福岡医療技術学部, 准教授 (70315109)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 人工関節 / 境界潤滑 / 蛋白質 / 低摩擦 / 吸着膜 / 蛋白質吸着 / ゲル膜 / 生体関節液 / アルブミン / グロブリン / 蛋白質吸着膜 |
研究成果の概要 |
生体関節液に含まれる蛋白質であるアルブミン及びγ-グロブリンの協調的な吸着膜が人工関節材料の低摩擦を発現する事から,それぞれの摩擦特性と吸着特性について調査を行い,得られた結果から低摩擦維持機構について考察した. アルブミンが低せん断性を,γ-グロブリンが強固な吸着膜を形成する特性を有することが明らかとなった.この特性の差異からアルブミンが低せん断性(低摩擦性)の効果を発揮し,γ-グロブリンが低摩耗を発揮することが明らかとなった.これらの特性が人工関節表面に吸着した蛋白質膜で発揮されることで低摩擦を維持できることを明らかにした.
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