研究課題
基盤研究(C)
本研究では,閉じ込め油膜や,撥水面での気泡の捕集と接触面外への排出による,すべり出し過程での油膜破断の回避や修復効果について検討した.その結果,油を閉じ込めた状態からすべらせた場合には,キャビティーの発生が遅れ,表面損傷が軽減されることが分かった.また,接触状態からのすべり出し過程であっても,粗さを付与した撥水面や,粗い内面を持つ撥水性ディンプルに保持された気泡は,移動面に強固に保持されたまま系外に排出され,その後の潤滑面は連続した潤滑膜で満たされることが明らかになった.
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