研究課題
基盤研究(C)
効率の良い羽ばたき飛翔体を開発するため,プラズマアクチュエータ(PA)を振動翼に取り付け,流体力の制御を試みた.振動翼の運動周期に対して,PAを駆動する割合,駆動開始タイミングを変えて解析を行った.その結果,振り上げ開始と同時に振り上げ運動の半分程度までPAを駆動すると,PAを駆動させない場合に対して揚力を6.8%増加 させることができた.また,この制御を行うことにより揚力の変動を小さくすることもできた数値解析の結果より渦が揚力を発生させるタイミング,効率的な振動方法,制御方法などが明らかになった.プラズマアクチュエータによる制御によって乱気流中においても安定して揚力が得られることを確認した.
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日本機械学会論文集
巻: 83(847) ページ: 1-16
130006943711