研究課題/領域番号 |
15K05795
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
|
研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
住 隆博 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30358668)
|
研究分担者 |
黒滝 卓司 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 航空技術部門, 上席研究開発員 (20358659)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | ディーゼル噴霧 / 気液二相流 / 圧縮性 / 数値流体力学 / 拡散界面モデル / シャープ界面モデル |
研究成果の概要 |
将来における自動車用ディーゼルインジェクターの超高圧燃料噴射現象に関する定性的な知見を得るために、熱力学的な相転移モデルを用いた圧縮性気液二相流解法を新たに開発し、二次元微細単噴孔ノズルからの液体燃料噴射の非定常数値シミュレーションを実施した。実運転に近い条件において、計算結果は、噴流の不安定性、燃料ジェットの先端における離脱衝撃波の形成、および噴孔内部におけるキャビテーション気泡の発生による噴霧の促進を再現した。さらに、これらの現象に対する噴射圧力と背圧の影響を詳細に確認することができた。本研究成果は、将来の自動車用ディーゼルインジェクターの開発に有用であると期待される。
|