研究課題/領域番号 |
15K05799
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
日高 芳樹 九州大学, 工学研究院, 助教 (70274511)
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連携研究者 |
鳴海 孝之 山口大学, 大学院創成科学研究科, 講師 (50599644)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 弱い乱流 / ソフトモード乱流 / 欠陥乱流 / 非熱的揺動 / カオス誘起摩擦 / 時間依存拡散係数 / 優拡散 / 劣拡散 / 液晶電気対流 / ステップ外力応答 / 緩和関数 / 非熱的Brown運動 / superdiffusion / subdiffusion / 南部-ゴールドストーン・モード / 位相ダイナミクス / デバイ型緩和 / 乱流誘起摩擦 / 非熱的ブラウン運動 / ホッピング拡散 |
研究成果の概要 |
電場を印加した液晶に生じる電気対流を実験対象として、対流と分子配向の相互作用によって起こる「弱い乱流」の示す輸送現象について、外力応答、相関関数、ブラウン運動などの統計力学的手法を用いて、その物理的性質を調べた。その結果、複数のモードの非線形相互作用による揺らぎであるため、これまで統計力学が対象としてきた熱的揺動とは異なる特有の性質が示された。また、局所的な秩序と大局的な無秩序が共存することを反映して、観測スケールによって輸送現象が定性的に変化することが明らかとなった。
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