研究課題/領域番号 |
15K05838
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
金田 昌之 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50346855)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 熱伝達率 / 熱交換器 / 外部磁場 / 常磁性流体 / 自然対流 / 磁化力 / 対流制御 / 磁気熱対流 / 磁化力対流 / 伝熱促進 / 管路損失 |
研究成果の概要 |
熱交換デバイスの伝熱性能向上を目的として,磁場の力(熱磁気力)の効果を定量的に明らかにした.まず熱交換チューブを想定した強制対流を対象とし,磁場を印加したところ,磁極において流れや温度分布が変化することがわかった.熱磁気力は温度が高くなると相対的に弱くなることからリブのような効果を持つことが判明した.逆に冷却管の場合は流れ場が窪むことも分かった.この流れの変化により局所的に熱伝達率が低下・上昇することがわかった.次にフィンを想定した鉛直加熱平板周りの自然対流を対象とした場合でも評価をおこなった.その際,ブロック型の磁石を用いた場合と電線から生じる磁場とでは傾向が異なることがわかった.
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