研究課題/領域番号 |
15K05859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
木村 弘之 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授 (50579315)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エレベータ・ロープ / ロープスウェイ / 変位拘束部材 / 動吸振器 / 周波数応答特性 / 機械力学・制御 / 昇降機 |
研究成果の概要 |
①動吸振器を用いロープ張力を変動させることで、ロープの横揺れを低減できること、またその最適パラメータの選定方法を示した。 ②ロープ揺れを抑制するための変位拘束部材を有するロープの周波数応答特性を数値解析により求めた。また、対応する自由振動についての理論解を求め、共振振動数が固有振動数と良く一致すること、振動モードが類似していることを明らかにした。 ③変位拘束部材の影響をより正確に評価するため、ロープの曲げ剛性、粘性減衰、構造減衰を同定する方法を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
①変位拘束部材を有するロープの振動解析をする際に、幾何学的に非線形なロープの自由振動を線形の強制振動に置き換えて理論解析する方法を示す等、学術的意義がある一方で、②閉じ込め事故の防止やエレベータ復旧時間の大幅な短縮等に応用でき、高層ビルを利用または居住している人の安全性や地震後の利便性を高めることができるという社会的意義がある。
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