研究課題/領域番号 |
15K05925
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
熊谷 誠治 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (00363739)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 電気二重層キャパシタ / 活性炭 / メソ孔 / 電解液 / イオン液体 |
研究成果の概要 |
本研究では,発火リスクの極めて低い電気二重層キャパシタの実現を目指し,電極材料として使用される活性炭のメソ多孔性が,電解液として用いる不燃性のイオン液体との界面に形成させる電気二重層容量に及ぼす影響について調査した。さらに,異なるイオン液体種および低温環境におけるメソ多孔性の影響についても調査した。その結果,メソ多孔性は活性炭細孔中のイオンに高い拡散性を与え,細孔壁に対する隔離性を高める効果を有することが分かった。それゆえ,電気二重層キャパシタにおいて高い静電容量および低い内部抵抗を得るには,メソ多孔性の導入は必ずしも効果的ではないことが明らかになった。
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