研究課題/領域番号 |
15K05951
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
|
研究機関 | 足利工業大学 |
研究代表者 |
横山 和哉 足利工業大学, 工学部, 教授 (60313558)
|
連携研究者 |
岡 徹雄 芝浦工業大学, 工学部, 特任教授 (40432091)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 超伝導バルク体 / パルス着磁 / スターリング冷凍機 / 捕捉磁場 / 総磁束量 / 磁束密度 / 超伝導バルク磁石 / 強磁場化 / 装置の小型化 / 卓上型超伝導バルク磁石 / 温度測定 / 磁石応用 / 実用化 / 大型試料 |
研究成果の概要 |
本研究は超伝導バルク磁石の実用化を目指して,特に取り扱い易さや経済性を考慮してスターリング冷凍機を用いた卓上型磁石装置を開発した。φ45 mmのGdBCOバルク体を最低到達温度である51 Kに冷却して単一パルス磁場を印加した時,最大で2.8 Tの磁場捕捉に成功した。次に,総磁束量の増大を目的として,φ60 mmの試料を取り付けられるように磁極を改造し,着磁試験を行った。その結果,到達温度は55 Kと高くなってしまったが,最大捕捉磁場は3.0 Tを記録し,総磁束量も約2倍となることを確認した。これらから,比較的冷却能力が低いスターリング冷凍機においても,大きな磁場を捕捉できることを明らかにした。
|