研究課題/領域番号 |
15K05976
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
山口 留美子 秋田大学, 理工学研究科, 准教授 (30170799)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ネマチック液晶 / スマートガラス / 高分子安定化 / 光散乱 / 電気光学特性 / 光反応性メソゲン / 高分子分散型液晶 / 紫外線吸収スペクトル / 低電圧駆動 / 二周波駆動液晶 / ブラインド効果 / 反応性メソゲン / ハイブリッド配向 |
研究成果の概要 |
液晶・高分子複合系において,バルク中の液晶配向を制御する“高分子安定化技術”をハイブリッド配向液晶素子に適用することで,透明状態と,光散乱状態を電圧によって切り替えられ,さらには光散乱強度の入射角依存性が発現する“スマートガラス”の機能を発現させることができた。すなわち,電圧無印加時には透明なガラス窓状態を示し,電圧印加時にはある角度からの斜め入射光は強く散乱し,それとは反対側の方向からの入射光は高い透過率を示す。p型液晶とn型液晶では,光透過及び散乱を示す入射方向が反対となることを明らかにした。さらには2周波駆動液晶によって周波数でブラインドの角度調整と同様な機能を発現できた。
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