研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は利用周波数が飽和している昨今、電波と光波の谷間でその利用技術の確立が急がれているテラヘルツ波電磁波帯において、これまで我々が研究してきたNRDガイドミリ波集積回路技術を用い、レーダなどのテラヘルツ波帯フロントエンドを念頭に置いた低雑音かつ実用に供し得る出力電力を有し、常温で動作する連続波高安定発振器が、大掛かりな試作プロセスによらず、一般の町工場であっても試作できる技術を提供することにあり、ガンダイオードの高調波発振を利用した逓倍型ミリ波発振器を試作した。またその高安定化を目的として、ハーモニックミクサ、とサーキュレータを装荷したPLL発振器の構成法に関しても検討した。
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電子情報通信学会論文誌 C分冊
巻: Vol.J99-C ページ: 566-571