研究課題/領域番号 |
15K06073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
福本 聡 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (50247590)
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研究分担者 |
酒井 和哉 首都大学東京, システムデザイン研究科, 助教 (80730746)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | CAN / 高電磁環境 / フレーム破損 / ハイブリッドARQ / 故障挿入器 / バス・ガーディアン / 故障検出 / 評価モデル / マルコフモデル |
研究成果の概要 |
本研究課題では,高電磁環境下において,車載ネットワークCAN プロトコルを高信頼化する手法について検討した.電力変換回路のスイッチングノイズの周期性などを故障モデルとして踏まえ,プロトコルの互換性を保ちながら耐故障性を強化するアプローチを研究した.おもな成果は以下の三つである. (1) ハイブリッドARQ方式のプロトコルを提案し,あらたに設計・実装したビットレベルのノイズ挿入器を用いた実測でその有効性を示した.(2) バス・ガーディアンにおける高調波ノイズの検出手法を提案した.(3)イベントトリガ型通信と呼ばれるランダムな通信の応答時間を評価するための新しい確率モデルを構築した.
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