研究課題
基盤研究(C)
本研究は、直交変調(QM)包絡線パルス幅変調(EPWM)方式無線通信用送信機に関する、量子化雑音による電力効率および変調精度低下の問題、およびD級電力増幅器(PA)のスイッチング損失による電力効率低下の問題を解決する技術を提案する。前者の問題に対しては、量子化雑音キャンセリング技術、量子化雑音除去回収技術、および量子化雑音を発生しない送信機アーキテクチャを提案した。また、後者に対しては、D級PAのDE級動作化、およびゼロ電流スイッチング(ZCS)条件を満たすQM-EPWM送信機アーキテクチャを提案した。さらに、これらの提案技術の効果をシミュレーションおよび実験により示した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (20件) (うち国際学会 5件)
Journal of Signal Processing
巻: 20 ページ: 179-182