研究課題/領域番号 |
15K06107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
村田 頼信 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (50283958)
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研究分担者 |
藤垣 元治 福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (40273875)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 超音波 / 音弾性 / 表面SH波 / 応力測定 / 曲面鉄鋼部材 / パイプ / クランク軸 |
研究成果の概要 |
本研究では,T形表面SH波センサを応用して,パイプや車軸などの曲面鉄鋼部材を用いた構造物において在姿状態での応力測定を検討した。R1000mmの円柱面部材に適用可能なクロスT形表面SH波センサを開発した。そして,円柱状の鉄鋼試験片に対し応力測定を行った結果,10MPa以内の精度での応力測定が可能であることを示した.また,このクロスT形表面SH波センサは,センサの曲率半径に対して85~170%の範囲で高精度な測定が行えることを確認した。一方で,互いに直交する方向に伝搬する二方向の表面SH波の伝搬音速を同時に取得することで温度補正の不要なシステムを構築し,その有用性を実験的に実証した。
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