統計的学習法とベイズ推定の協調による短期電力需要予測システム開発

• 研究課題/領域番号: 15K06113
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 計測工学
• 研究機関: 鹿児島大学
• 研究代表者: 八野 知博 鹿児島大学, 理工学域工学系, 教授 (50284906)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
• キーワード: 計測工学 / 制御工学 / システム工学

研究成果の概要

本研究では、統計的学習法とベイズ推定に基づく短期電力需要予測システムを構築した。本予測システムの特徴は、各時間先の電力需要予測値のみならず、予測値の信頼性の情報も得られる点である。予測モデルであるガウシャンプロセスモデルの学習に、粒子群最適化法やカッコウ探索アルゴリズム等を適用することも提案した。九州地区を対象とした短期電力需要予測のシミュレーションを行い、精度の良い電力需要予測値とその信頼性の情報が得られることを確認した。

研究成果

• [雑誌論文] Gaussian Process Model-based Short-term Electric Load Forecasting Using Cuckoo Search (2018)
  • 著者名/発表者名: Tomohiro Hachino, Yoshihiro Okuya
  • 雑誌名: International Journal of Power Systems 巻: 3 ページ: 27-32
  • 査読あり / オープンアクセス
• [学会発表] PSO調整型ガウシャンプロセスモデルを用いた九州地区の短期電力需要予測 (2017)
  • 著者名/発表者名: 宮崎貴志、八野知博
  • 学会等名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
• [学会発表] ガウシャンプロセスモデルを用いた九州地区の電力需要予測 (2017)
  • 著者名/発表者名: 奥屋貴宏、八野知博
  • 学会等名: 第36回計測自動制御学会九州支部学術講演会
• [学会発表] ＣＳ調整型ガウシャンプロセスモデルによる九州地区の電力需要予測 (2016)
  • 著者名/発表者名: 奥屋貴宏、八野知博
  • 学会等名: 平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
  • 発表場所: 宮崎大学（宮崎県・宮崎市）
• [学会発表] ガウシャンプロセスモデルを用いた短期電力需要予測 (2016)
  • 著者名/発表者名: 竹下淳平、八野知博
  • 学会等名: 第35回計測自動制御学会九州支部学術講演会
  • 発表場所: 佐賀大学（佐賀県・佐賀市）
• [学会発表] ガウシャンプロセスモデルを用いた九州地区の短期電力需要予測 (2015)
  • 著者名/発表者名: 竹下淳平、久木園裕子、八野知博
  • 学会等名: 平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
  • 発表場所: 福岡大学（福岡県・福岡市）
  • 年月日: 2015-09-27