研究課題/領域番号 |
15K06161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
坂井 悦郎 東京工業大学, 物質理工学院, 特任教授 (90126277)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | リン酸マグネシアセメント / ドロマイト / 半焼成ドロマイト / 低アルカリセメント / 重金属固定 / 硬焼マグネシア / リン酸二水素カリウム / 硬化機構 / マグネシアリン酸塩セメント / 酸塩基反応 / 低アルカリ / 重金属固定化 / 資源有効利用 / リン酸セメント / 重金属固化 |
研究成果の概要 |
酸塩基反応で硬化するマグネシアリン酸塩セメントとして,ドロマイトを焼成して得られる半焼成ドロマイト(MgOとCaCO3の混合物)を用いたMgO/CaCO3-KH2PO4-H2O系セメント(以下,DK系と略称)を開発し、従来の硬焼MgOを用いた系(MK系と略称)と比較、検討した。DKセメントはMKセメントと同様に主な水和物はKMgPO4・6H2O であり、低アルカリ性を示し、Pbの固定が可能であった。なお、半焼成ドロマイト利用によるマグネシアリン酸塩セメントの提案は世界初である。わが国では、ドロマイトは経済的に入手可能であり、わが国保有の資源の有効利用が可能な機能性セメントを提案できた。
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