研究課題/領域番号 |
15K06229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
楳田 真也 金沢大学, 環境デザイン学系, 准教授 (30313688)
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研究協力者 |
由比 政年
Karunarathana Harshinie
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 海岸 / 河口 / 河川 / 底質輸送 / 汀線 / 砂州 / 海岸工学 / 海浜変形 / 河床変動 / 流域 / 砂浜 / 流砂 / 漂砂 / 季節変化 / 波浪 / データ解析 / 数値解析 |
研究成果の概要 |
細砂の遠浅な海岸に砂州が発達する海岸周辺の汀線の半年~20年程度の変動特性を解明するため,汀線測量データを解析し,様々な時空間スケールの変動成分の抽出を試みた.上位2モードから汀線の長期変化傾向と季節的変化を表す対照的な変動成分が捉えられた.周波数フィルタリングした上位4モードから得た5年周期の変動パターンは,砂州地形の周期的変動と連動した汀線移動が示唆された.砂州の影響による汀線の岸沖移動範囲は約4~8 mと推測され,夏季・冬季の汀線の前進・後退量の平均約7 mと同程度であった.冬季の汀線変化は最大波などの影響が大きいが,夏季は下位1/3の小さな波が平年より高くなると前進する傾向を示した.
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