研究課題
基盤研究(C)
超音波ドップラー流速計(ADCP)で計測されたボトムトラック速度を用いた掃流砂量算定法を提案し,移動床水路実験によりその有効性を検証した.はじめに,ADCPで計測されるボトムトラック流速が河床上を移動する掃流砂の速度を表していることをSTIV法により確認した.つぎに,5台のデジタルカメラのインターバル撮影画像からSfM(Structure from Motion)により下流端に堆積した土砂量の時間変化を5%以内の精度で計測する手法を構築した.これらの知見に基づいて移動床実験を実施した結果,SfMにより計測された値と提案する手法により推定された掃流砂量の時間変化が概ね一致した.
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土木学会論文集B1(水工学)
巻: 73
River Sedimentation, Proceedings of 13th International Symposium on River Sedimentation, ISRS
巻: - ページ: 1274-1280