研究課題/領域番号 |
15K06268
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
野村 宗弘 東北大学, 工学研究科, 助教 (70359537)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 生態系修復・整備 / 土木環境システム / 海洋生態 / 自然再生 / 環境修復 |
研究成果の概要 |
本研究では,実際のアマモ場内外の環境を調査することにより,アマモ場内外の環境の違いについて把握し,アマモ場自身がそうした環境の変化に対して持つ役割について考察した.その結果,アマモ場内ではアマモ場外に比べて底質粒径が粗く,アマモの生育に適した環境になっていることが明らかになった.また,アマモ場内で懸濁物の沈降が多くみられた.一方,アマモ場外では干潮時に濁度が上昇する傾向がみられ,アマモ場内ではそうした潮汐流による激しい懸濁物質の移動が制限されていることが推察された.以上の結果を踏まえ,アマモが繁茂することにより,アマモ自身がアマモに適した生育環境を作り出している可能性が示唆された.
|