研究課題/領域番号 |
15K06276
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 福井工業大学 |
研究代表者 |
高島 正信 福井工業大学, 工学部, 教授 (30257498)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | anaerobic digestion / sewage sludge / nitrogen recovery / phosphorus recovery / ammonia stripping / 嫌気性消化 / 下水汚泥 / バイオガス / 窒素リン回収 / 高濃度嫌気性消化 / アンモニアストリッピング / アンモニア阻害 / リン回収 |
研究成果の概要 |
本研究は、下水汚泥の嫌気性消化において、窒素およびリンを回収するとともに、消化性の改善を行いながら投入下水汚泥の超高濃度化を図ったものである。下水汚泥濃度約10~20%、水理学的滞留時間20または30日、後処理方式または流入余剰汚泥への前処理方式でアンモニアストリッピングを組み合わせた結果、VS分解率50%以上、ガス発生率0.5NL/gVSが得られ、約20%まで嫌気性消化の可能なことが実証された。流入窒素の最大40%にあたるアンモニアの除去・回収が達成され、また、リン酸が高濃度に溶出し、高効率なリン回収の可能性が示唆された。一方、超高濃度に伴って消化汚泥の高粘度化と難脱水性化も観察された。
|