研究課題/領域番号 |
15K06355
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
|
研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
野嶋 慎二 福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (70303360)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 城趾周辺地区 / 都市再生 / 歴史的資源 / 城址周辺地区 / 地方都市 / 集約型都市構造 / コンパクトシティ / 地域拠点 / 城址周辺 / 都市デザイン / 集約化都市 / 土地所有 / 景観 |
研究成果の概要 |
本研究は地方都市における城趾周辺地区を含む中心市街地の望ましい計画と効果的な開発手法に関する知見を得ることを目的とし、下記の研究成果を得た。 (1)地方都市169 都市174城の城趾周辺地区における地形・歴史的資源の残存状況や土地利用などの特性を明らかにした。(2)歴史的市街地において都市機能集約を図るため、土地活用や流動化の実態を分析し、特に居住機能の集約方法としての小規模住宅団地の実態と有効性を検証した。(3)歴史性を活かした景観形成を図る整備手法を検討するため、眺望保全の方針や景観形成重点区域における市街地整備の状況より計画と事業の連動性を考察し、福井市においてガイドラインを提示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全国の地方都市で集約型都市構造を目指し、中心拠点の整備を進めようとしているなかで、公的施設や公的土地が集積する城趾周辺地区は、開発の可能性も大きく都市再生の重要な地区と位置づけられる。こうした地区の歴史性・場所性を壊すのではなく、これらを維持・活用しながら都市機能を集約し、魅力ある都市空間をつくる持続的な開発手法についての研究は少なく学術的に意義がある。さらに本研究で得られた考え方は、福井市のデザインガイドラインにも使用され、社会的にも意義があると考える。
|