研究課題/領域番号 |
15K06357
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
加藤 彰一 三重大学, 工学研究科, 教授 (80185834)
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研究分担者 |
毛利 志保 日本福祉大学, 健康科学部, 准教授 (60424941)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ファシリティマネジメント / BIM / 建築計画 / EBD / PBL / 問題発見解決型授業 / ラーニングコモンズ / こども病院 / 問題発見解決型学習 |
研究成果の概要 |
BIMは、3次元モデルをコンピュータ上で実際の建物のように組み立てながら設計する手法であり、包括的な計画・設計プロセスを可能とするため、建築の設計・施工・管理に多面的で多大な革新をもたらしている。本研究では、大学におけるBIMに関する教育法の開発を目的として、学部1・2年では、授業方法としてPBL問題発見解決型学習を活用して、BIMの概念や利用実態などを学習し、学部3・4年では、課題設計でBIM活用に適した課題を設定して学生に具体的な利用を促した。以上の研究成果は、米国環境デザイン学会edraという国際学会でフルペーパーが採択されており、一連の段階構成を踏んだ教育方法が最適であると結論する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
BIM: Building Information Modeling は、包括的な計画・設計プロセスを可能とするため、建築の設計・施工・管理に多面的で多大な革新をもたらしており、多くの建設会社や建築設計事務所で、その利用に係る研修を行っている。大学教育においてより効果的・効率的にBIM教育を行うことで、今後、さらなる効果的・効率的な利用方法が可能となると考えられる。特に、導入時にPBL: Problem Based Learning問題発見解決型学習を用いることで、学生はより広範囲なBIM利用を意識することになるため、その効果がさらに促進されることが考えられる。
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