研究課題/領域番号 |
15K06372
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
鈴木 賢一 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 教授 (00242842)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ヘルスケアアート / 環境デザイン / 病院建築 / 療養環境 / 高度救急医療部門 / 医療スタッフ / ストレス / 休憩 / 救急センター / ICU / 手術部 / 労働生産性 / 病院 / 高度医療部門 / 休憩環境 / ストレス緩和 / インテリアデザイン / 医療環境 |
研究成果の概要 |
医療施設で働く医療従事者と医療施設で入院生活を送る患者は、いずれもストレスフルな環境に置かれている。高度医療部門の医療従事者には、仕事中食事をし休息できるスペースが確保されていない実態を把握し、職場環境改善の重点項目とした。また、アートを導入することで、患者の不安を軽減し治療効果を高めている英国の医療空間とマネジメント組織について明らかにし、医療空間へのアート普及のための知見を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療施設の環境は機能性と効率性が優先されて計画され、そうした環境は医療従事者にとっても利用する患者にとってもストレスフルである。医療従事者に対しては部門内に気分転換のできる休息環境を確保すること、患者に対しては不安解消の効果のあるアートを用いた環境要素を導入することを今後の医療空間の整備指針として取り上げた。医療がより高度化する中で、快適で居心地の良い医療空間の環境デザインのあり方を示すことができた。
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