研究課題/領域番号 |
15K06373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
ヒメネス ホアンラモン 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (10525281)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Urban Redevelopment / Tacloban / Yolanda Typhoon / Temporary housing / Philippines / Yolanda Typhoom / re-settlement / タクロバン / 住宅再生 / 都市再生 / マスタープラン / 自然災害 / フィリピン |
研究成果の概要 |
本研究のケーススタディは、フィリピンの仮設住宅計画に基づいている。特にTaclobanタクロバン市は、2013年11月8日に発生したヨランダ台風により多大な被害をもたらした。市の70%以上が破壊され、4万戸の住宅が半壊し、2万戸の住宅は全壊した。そのため、タクロバン市と国の国土交通省(DPWH)は北部の土地に、仮設住宅と恒久住宅のプロジェクトを台風の後から開始した。本研究は、このタクロバン市の住宅地の現地調査に基づいている。都市と建築デザインの分析、建設プロセスの分析、そして使用と管理の時間経過の変化を明確にしていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フィリピンにおける住宅不足と未熟な建設技術の問題は、仮設住宅の長期使用の可能性が高くなると思われる。仮設住宅の長期使用における重要なポイントとして、仮設住宅のコミュニティの場所とデザインである。タクロバンの場合、特に重要視されるのは仮設住宅のコミュニティの場所である。タクロバンの災害に対する改修のプロセスの中で、仮設住宅は長期使用をする可能性が高いとされる。そのことを仮定できたなら、今回の改修でタクロバンの街全体のマスタープランを作り、災害後の都市計画のモデルケースとなるチャンスがあったといえる。
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