研究課題/領域番号 |
15K06396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
白井 秀和 福井大学, 学術研究院工学系部門, シニアフェロー (40206272)
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研究分担者 |
村田 一也 石川工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90360859)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ル・コルビュジエ / ニーチェ / 崇高 / 近代人 / ヴォリューム / 世界観 / 都市計画 / 古典 / 18世紀建築論 / 廃墟 / 空間 / ローマ / 古代 / 近世 / 近代 |
研究成果の概要 |
ル・コルビュジエの建築・都市計画思想を基盤として、近代人としての建築家・都市計画家像を、いかにル・コルビュジエが模索・探究してきたかを考察した。その成果は(1)ル・コルビュジエに大きな影響を与えた思想家、例えばニーチェと共有する世界観の解明(2)この世界観を基準とした、独自の建築制作や都市計画の構想についての新たなる探求(3)ル・コルビュジエの、20世紀前半の「近代的世界観」と、彼の「古典的知識もしくは素養」に基づく「古典的・正統的世界観」との、対立と融合を巡る考察 (4)ル・コルビュジエの、「ヴォリューム」・「表面」・「平面」を巡る論考の中のカント的世界観を援用した「崇高」概念の解明など。
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