研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、室町から江戸時代に至る公家住宅の全体像と、中世公家社会における住宅観の解明にある。本研究が解明、推論した要点は、近世一條家における復古では、中世の「本槐門新槐門図」が参照されたこと、宮廷、公家社会で織戸、織戸中門は数寄的手法として意図的に設けられたこと、裏松固禅『宮室図』は住宅資料として重要であること、中世を通して寢殿造はみられ、寢殿造に対する誤った見方は応仁の乱直後に遡ることである。
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日本建築学会計画系論文集
巻: 81 号: 723 ページ: 1217-1226
10.3130/aija.81.1217
130005153339
http://www.arch.kansai-u.ac.jp/HISTORY/works.html