研究課題/領域番号 |
15K06415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 奈良女子大学 (2016-2017) 広島国際大学 (2015) |
研究代表者 |
藤田 盟児 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (20249973)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 測地尺 / 景観復原 / 港湾都市 / GIS / 中世都市 / 中世 / 尾道 / 鞆の浦 / 杵築 / 下関 / 造成時期 / GIS |
研究成果の概要 |
本研究は、歴史的な港湾都市の歴史的な景観を、測地尺分析とGISを使って復原的に研究するものである。具体的な対象は、広島県の尾道市と福山市の鞆の浦、大分県の杵築市と、山口県の下関市で、各都市の市街地の道路幅や街区の規模を実測して、歴史的に7尺から6尺まで小さくなっていった1間の寸法(これを測地尺と呼ぶ)のどれが整合するかで、造成時期を推定し、その上で街区や敷地の性格をGISソフトに入力して、変遷の要因を探った。成果の一部として、近代以降の敷地分割は、節税のために宅地以外の用途の土地を分筆したのが理由であり、景観の大きな変更を伴わなかったことが判明した。
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