研究課題/領域番号 |
15K06417
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 明石工業高等専門学校 |
研究代表者 |
ピチニニ・東野 アドリアナ 明石工業高等専門学校, 建築学科, 准教授 (70435436)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 日本伝統建築 / 安土桃山時代 / イエズス会史料 / 南蛮文化 / イエズス会書簡 / 南蛮屏風 / 16世紀 / イエズス会 / 中世日本 / 中世ヨーロッパ / 中世日本の建築空間 / 中世日本の都市空間 / 日本建築 / 教会 / キリシタン |
研究成果の概要 |
16世紀以降にヨーロッパで出版されたイエズス会書簡を分析・考察を行い、中世ヨーロッパにおける日本の建築空間及び都市のイメージがどのように形成されたのかを明らかにした。調査の結果、2 回収録・出版された書簡は多数存在したが、3 回以上出版されたものは11通があり、4 回以上出版された書簡は3通がある。これらの書簡からは1)日本人の性格はキリスト教的に好ましい、2)日本には繁栄した都市が沢山ある、3)日本の住宅は木材でできており、よく燃える、4) イエズス会が教会として寺を再利用したものが多い、5) 豊後に建てられたとされる日本初の病院は、元はイエズス会の家として使われていたことが分かった。
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