研究課題/領域番号 |
15K06440
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
庭瀬 敬右 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (50198545)
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連携研究者 |
本多 信一 兵庫県立大学, 工学部, 教授 (90324821)
大藤 弘明 愛媛大学, 地球深部ダイナミック研究センター, 教授 (80403864)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ダイヤモンド / 黒鉛 / 圧縮黒鉛 / 高圧高温 / 変換 / 照射欠陥 / 中性子照射 / 高圧実験 / 多結晶 / 欠陥 / X線回折 / アモルファスダイヤモンド / 衝撃圧縮 / 静水圧 / ラマン分光法 / 格子欠陥 / ナノ材料 / 照射 |
研究成果の概要 |
我々はこれまで,中性子照射した高配向性熱分解黒鉛(HOPG)が,衝撃圧縮によって,アモルファスダイヤモンドへ直接変換することを見出している。今回,高圧高温下での中性子照射黒鉛の振る舞いを調べた。その結果,2300℃/15GPaの高圧高温下では,多結晶ダイヤモンドに変換し,1500℃/15GPaでは,圧縮黒鉛が生成されることを見出した。これまで未照射HOPGは2300℃/15GPaの高圧高温下では層状ダイヤモンドに変換し,圧縮黒鉛は回収の際に元に戻ることが報告されている。そのため,多結晶ダイヤモンドの生成と圧縮黒鉛の回収には中性子照射欠陥が何らかの役割を果たしていると推測される。
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