研究課題/領域番号 |
15K06452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
大津 直史 北見工業大学, 工学部, 准教授 (10400409)
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連携研究者 |
新井 博文 北見工業大学, 工学部, 准教授 (70295848)
住佐 太 オホーツク食品加工技術センター, 研究員 (50523742)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | チタンインプラント / 化学的表面処理 / Ag/HAp被膜 / 骨組織適合性 / 抗菌性 / 難剥離性 / チタン製インプラント / 硬組織適合性 / 表面処理 / Ag含有アパタイト被膜 / アパタイト被膜 / 銀 / 銀含有アパタイト被膜 / 骨伝導性 / スラリー処理 |
研究成果の概要 |
人工関節置換術の術後予後不良の原因となる「インプラントと骨との固着不良」、「術中術後の感染症」、「インプラントの破損」のリスクを大幅に低減できる、極薄の難剥離性Ag含有アパタイト被膜を、チタン製インプラント表面にワンステップかつローコストで形成する新プロセスの開発に成功した。本技術でAg含有アパタイト被膜は難剥離性であり、被膜形成によりチタン製インプラントは体内においてより迅速に骨と結合できる可能性がある。さらに感染症の原因となる細菌感染を防ぐこともできるが、生体に対しては無毒である。本研究成果は、新プロセスにより国民により安全な医療用インプラントを安価で提供できる可能性を示した。
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