研究課題/領域番号 |
15K06472
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
|
研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
安丸 尚樹 福井工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (90158006)
|
連携研究者 |
加藤 寛敬 福井工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (30311020)
千徳 英介 福井工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (10436834)
宮地 悟代 東京農工大学, 大学院工学研究院, 准教授 (30378905)
|
研究協力者 |
木内 淳介 アイテック㈱
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | フェムト秒レーザー / アブレーション / ナノ構造 / ステンレス鋼 / 低温窒化 / 低温浸炭 / チタン / トライボロジー / 表面硬化層 / 窒化・浸炭 / 硬質薄膜 / 耐食性 |
研究成果の概要 |
γ系ステンレス鋼の低温硬化層(浸炭・窒化),純チタン,硬質薄膜の表面にフェムト秒レーザーを照射し,ナノ構造を各種サイズで平面状に均一加工する条件を明らかにした.耐食性に優れる低温硬化層は熱影響を受けやすいが,ナノ構造を加工しても耐食性がほとんど劣化しないことを確認した.また,照射面の腐食電流密度がフルーエンスに依存して変化することが判明し,ナノ構造形成による表面積の増加割合を評価する新手法として応用できることを示した.チタンの低強度照射面には偏光方向に平行な超微細な周期構造が観察され,通常のナノ構造形成面には化学合成が困難なセルロース系の有機膜が形成することを見出した.
|